またしても素晴らしい掃除の風景を目撃してしまいました。
本校の廊下の掃除は毎日水拭きです。バケツの水もよく汚れますし雑巾もすぐに真っ黒でぼろぼろになります。それだけ汚れをしっかりとってくれているということです。バケツの汚れた水は屋外の排水溝に流します。足がすべったのでしょう。この日、5年生児童が廊下にバケツをひっくり返してしまいました。すぐにそうじ仲間の児童がかけつけ雑巾で水を吸い取ってはバケツに絞っていきました。実に手際がいい。さらにさらにこの惨状を察知した4年生の児童が見つけるや否や助っ人に入ります。もう十分と思えるまで水を拭き取るのにわずか1分ほどの出来事でした。だれだって敬遠しがちな冬の水拭き掃除です。手は冷たく真っ赤です。瞬く間の出来事でしたが、瞬間的に人の気持ちを察し、みんなのために行動することができる感性に触れ、撮影しながら目頭が熱くなりました。拭き取ったあとの雑巾だってきれいに洗います。最後まで手を抜かない子どもたちでした。
暖かい日がずいぶんと増えてきました。草花をみていると春はすぐそこまできています。薄緑も目を楽しませてくれます。季節の変わり目を肌で感じながら、画像でしっかり観察する1年生の春見つけでした。
授業のデジタル化の勢いが止まりません。1人1台のiPadに続き、8台の大型テレビが配備されました。大きさはなんと65インチ‼︎ 見てください。でかっ‼︎ 失礼しました。なんと大きいことでしょう。先生たちもさっそくフル活用です。これで子どもたちの学習が大きく変わっていくことでしょう。しかも子どもたちも先生たちもわくわく楽しみながら進んでいるところが何よりも嬉しいことです。
5年生の児童を対象に一丘中学校の先生方が特別授業をしてくださいました。このようなプリントを使って、人の良いところや自分の良いところを再確認するワークです。15分ほどの内容でしたが、5年生の子どもたちは友だちのよいところを思い浮かべ、もっとも当てはまる項目を選んでいました。そしてお互いにコメントを添えて返す。身を乗り出してお返ししている児童もいますね。そして授業の締めくくりでは、「人の良いところに目が行く人になろう。自分の良いところを見つめ、しっかりと伸ばせる人になろう」と話してくださいました。中学校の先生方、ありがとうございました。
「うあぁかわいい‼︎」。放課後の職員室に先生たちの幸せそうな声が響きます。なになに?と近寄ってみると、手にするiPadには国語の本読みの宿題をお家で自撮りした2年生の子どもたちの姿。学校ではずっとマスクしていますから素顔もとても新鮮です。そして直向きに本読みをする様子がなんとも愛らしい。口形も表情もよくわかります。少し前にこのブログで紹介した本読みの宿題が2年生にも広がったようです。見てください。この子なんかは布団の中で撮影しています。なぜ? 耳を澄ますとうっすらと赤ちゃんの泣き声が聞こえています。先生にデジタルで提出する宿題ですからね。気をつかってくれたのですね。子どもたちの生活も垣間見られる最先端だけどあたたかい宿題です。